院長ごあいさつ

勤医協札幌西区病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
1986年の開院以来、長年にわたり地域の皆さまからご理解とご支援をいただき心から感謝申し上げます。
病棟は、障害者病棟(2階)と地域包括ケア病棟(3階)、医療療養病棟(5階)に加え、2020年10月から4階に介護医療院(42 床)を開設いたしました。介護医療院は「医療の必要な要介護者の方々の長期療養・生活施設」として2018年より創設された新しい介護保険施設です。今後急速に増えていくことが予測される医療の必要な要介護高齢者の方々の生活を医療と介護で支える施設として、地域に貢献できるよう努めてまいります。
また、「在宅療養を支援する病院」としての医療機能を充実させ、患者さん・ご家族・施設の皆さんへの支援機能を高めるよう日々努力をしています。現在の訪問診療の管理件数は320件を超え、内科医に加え、耳鼻科医、皮膚科医も訪問診療を担当しています。時間外休日の当番医師も配置して、訪問看護ステーションなどと協力して、24時間体制で終末期の在宅療養も支援しています。
外来部門は、主に内科の「勤医協西区ひだまりクリニック」と連携して、耳鼻咽喉科・皮膚科、認知症専門医による「もの忘れ外来」の診療を行っています。
病院全体で、終末期医療と緩和ケアの実践を深め、その人らしく最期まで過ごせるよう、エンドオブライフ・ケアの質を高めること、さらに、認知症ケア、入院から在宅での生活復帰支援と、地域の多職種協働におけるコーディネート機能を充実させ、誰もが安心して住み続けられるための地域包括ケア・まちづくりをすすめるよう努力しています。
当院は、開院以来、「差額ベッド料」をいただかない病院です。また、医療が必要にもかかわらず、生活の困窮を理由に医療費の支払いが困難な方に対し、医療費の減額または免除を行う無料低額診療制度を国に認められた事業として実施しています。
さらに12,000人を超える「友の会」の皆さんが、様々なボランティア活動をはじめ、健康づくり、高齢者の居場所づくりなど私たちや地域の患者さんを支えてくれています。安心して住み続けられるまちづくりは、友の会の皆さんとの共同のいとなみとなっています。
私たちは、開院以来の歩みを大切にして、このコロナ禍でより困難な人々へ思いを寄せ、無差別・平等の医療・福祉の実現をめざし、だれもが働きやすく、やりがい・はたらきがいのある職場づくりをすすめながら、職員一同団結を固めいっそう努力してまいります。より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2023年3月
勤医協札幌西区病院
院長 吉澤 朝弘

外来受付

診療日
月~金・第一第三・第五土

休診日
第2/4土曜日・日曜日・祝祭日、年末年始(12月30日~1月3日)

診療時間
[午前] 8:30~11:30【診療開始 9:00】 / [午後] 13:00~16:00【診療開始 13:30】

診療体制表